タキオキの掻くなら描かねば!! 改

アトピーのコミックエッセイやイラストを制作してます。

【簡単!】CLIP STUDIO PAINT PROでLINEスタンプを作る方法!!

 CLIP STUDIO PAINTでLINEスタンプを作る


皆さん、こんにちは。タキオキです。

最近、アトピーの記事が多いですが、たまにはクリエイターらしい記事も書こうと思います。

この記事は、以前にAmebaブログ書いて人気のあった記事を再編集してアップしてます。

 

 

 


f:id:takioki:20180116180302j:plain

LINEスタンプで初めて作った「もぐらのタウプくん」というキャラクター。
CLIP STUDIO PAINT (クリスタ) を使って作りました。



LINEスタンプを作る方法は、いろいろとありますが、今回はプロの漫画家さんも使用しているという、CLIP STUDIO PAINTというソフトを使ってLINEスタンプを作ってみようと思います。

このソフトを使うことのメリットは、拡大しても画質が汚くならない"ベクター画像"で作画できるということです。
他にも魅力は沢山ありますが、早速 作成方法を紹介したいと思います。


 

 

 新規作成

f:id:takioki:20180116180258j:plain



ファイルメニューから新規作成を選ぶ。

ここで、キャンバスの大きさを決めます。
LINEスタンプの画像サイズは、幅 370X高さ 320と決められています。
そのサイズのまま作ってもいいのですが、出来上がった画像を少し縮小すると仕上がりが綺麗になるので、僕はのキャンバスサイズで作画して、最後に画像を書き出す時に元のオリジナルのサイズに書き出すようにしてます。
なので、幅740X高さ640 解像度は72で作成。

※ 一番上にある画像の青色で囲ってあるのは、マスクです。
LINEスタンプガイドラインに、画像の余白は10ピクセルあけないといけないので、マスクで囲って、描画できないようにしてます。(この場合は、倍の20ピクセルで囲ってあります)



最初にマスクの設定をします

 マスクを作成すると、キャンバスいっぱいに描いたりしても、余白のことを考えずに作業ができます。

f:id:takioki:20180116185256j:plain

最初にフォルダーを作り、そこにマスクをかける
※ すると、フォルダーの中のレイヤーすべてにマスクがかかる。
新規レイヤーを作る時も、このフォルダーの中に作ります。






フォルダーを選択した状態で、メニューの「選択範囲」から「すべてを選択」を選ぶ。

f:id:takioki:20180116183656j:plain

キャンバスがすべて選択されて、点線で囲まれます。





次に、その下の「選択範囲を縮小」を選択

f:id:takioki:20180116183447j:plain






下図のウインドウが表示されるので、そこに今回は20と入力

f:id:takioki:20180116183503j:plain

2倍のサイズで作製しているので、マスクの範囲も2倍のサイズで「20ピクセル」にします。 

 

 

 

 次にレイヤーウインドウから

f:id:takioki:20180116183459j:plain

 「レイヤーマスク」を選び、選択範囲外をマスクを選ぶ。
すると、20ピクセルのマスクが作成されます。
これで、フォルダーに20ピクセルのマスクが作成されました。





f:id:takioki:20180116190548j:plain

※ もし、マスクが表示されていないようでしたら、レイヤーウインドウの「マスク範囲を表示」にチェックが入っているか確認する。





僕は、下絵を紙に描いてから、スキャナーで画像を取り込んでいます。
スキャンした画像やカメラなどで撮影した画像を、CLIP STUDIO PAINTに読み込みます。
「ファイル」→ 「読み込み」→ 「画像」

f:id:takioki:20180116180254j:plain



 

 

次に、読み込んだ画像をトレースします。
トレースするために、下絵の上にベクターレイヤーというレイヤーを作成します。
画面右下の、赤枠で囲った部分をクリック。
f:id:takioki:20180116191839j:plain





新規レイヤー→ ベクターレイヤー。
ここで、キャラクターの輪郭線を描きます。

f:id:takioki:20180116180245j:plain

 

 

 
ここで画像が読み込まれますので、トレースします。
今回は、トレースの工程は省きます。

   



1番の描画ツールを選択→ 2番の連続曲線を選択。
このツールを使用することで、パスを使った綺麗な曲線を描くことができます。
※ 鉛筆マークを選択してもベクター線を描くことができます。

f:id:takioki:20180116180306j:plain





次は色塗りです。

f:id:takioki:20180116180236j:plain


ベクターレイヤーでは、色をつけることができないので、新しくラスターレイヤーというレイヤーを作成します。

矢印の部分をクリックすると新規でラスターレイヤーが作成されます。
※ バケツツールやブラシツールなどを使ってペイントします。




ペイントが完成したら、ファイルを書き出しします。
ファイル→ 書き出しを選択。
※ レイヤーウインドウの「用紙」を非表示にしないと、イラストが透過されません。

f:id:takioki:20180116180543j:plain

PNGファイルになってるのを確認したら保存。
PNGファイルでないと透過されません。

 

 

f:id:takioki:20180116180250j:plain



そして、出力サイズをLINEスタンプガイドラインにそって、370X320に設定。
ラスタライズが高速になっていたら品質優先に設定。



これで完成!!




 LINEスタンプは、8個から申請できるようになりました。
楽しいスタンプ、作ってみて下さいね♪



 

CLIP STUDIO PAINT PRO

CLIP STUDIO PAINT PRO

 

 今回、使い方を説明したクリップスタジオはこちら。


 

CLIP STUDIO PAINT EX 公式リファレンスブック
 

 公式本はこちら。



 最後まで、読んで頂きありがとうございました。

 

 

Twitterもやってます。
f:id:takioki:20180111192619p:plain
フォローしてね♪

LINEスタンプを販売してます。
f:id:takioki:20180112005926p:plain